熱い夏の日

「これからいつでも二人で来れるだろ?」


残念そうにしている瑞希の頭を撫でながら宥める。


「あっ、そうだ。来年はちょっと遠くの花火大会に行くか?それなら、瑞希、手伝いしなくて大丈夫だから、ゆっくり見れるだろ?」

「うん!」


俺の言葉に瑞希は嬉しそうな顔を見せる。

そんな瑞希が可愛くて、チュッとおでこにキスをする。


「は、はやて!?」


不意打ちのキスに驚く瑞希。


「だって、可愛かったから」


そう言うと瑞希の顔はもっと赤くなり、見てわかるくらい、あわあわしている。

そんな瑞希が可愛くて、もっとちょっかいを出したくなるけど。

これ以上、瑞希に触れると、俺が止まらなくなる。

俺はじっと堪えて


「戻るか」


そう言いながら立ち、瑞希の腕を引っ張り立ち上がらせる。


花火が打ち上げられる中、俺達は手を繋ぎ、出店に戻る。