熱い夏の日

「はぁっ!?意味わかんない!何言ってんのっ!?」


なんて言いながらも、颯の言っている意味はわかっている。

だけど、颯が私を本当に襲うなんて思っていない。

でも、颯の表情が真剣だから、ちょっと怖くなり、慌てて掴まれている腕を払おうとしているのだけど……

力で颯に勝てるわけもなく。

とにかくジタバタする事にする。


そんな私を見て、颯はまた大きなため息を吐く。


「とりあえず着てろ」


そう言うと、掴んでいた腕を離す。

そして、颯は河川敷に座る。


「暑いのに……」


私は文句を言いながらもシャツを羽織り、颯の隣に座る。


「なぁ、さっきの話……」


私が座った事を確認してから、颯は喋り出す。

だけど


「さっきの話?」


颯がどの話を指しているのかわからない。

颯との会話と言ったら

『襲われてぇーの?』

と言われた事?