「おい霊子!」




『な、おや…?』



ソファーに座っている彼女がゆっくりと顔を上げる。




『な、おや…?』




パッチリした目は涙で真っ赤に腫れて、白いスベスベの肌には無数の筋がついている。




「なんで泣いてるんだよ?」




『ごめん、死ぬ時の記憶がフラッシュバックして…』




「そっか。
もう大丈夫なのか?」




『うん』




「じゃあ、メシにすっか!
特製直也チャーハンを作ってやる!」




『なにそれ、直也チャーハンって!
絶対まずいわ〜www』フフフ




「なにおう!
絶対うまいからな!」




こんな出来事がありながらも、三日目は終了した。

(ちゃんと直也は真由美にキャンセルメール出しましたよ!)