「なんで私の名前…」


「…なんでもないです‼︎‼︎‼︎」

やべっみたいな顔をして
口元を抑えるその人はどこかで見たことがある。





「私、あなたのこと知って…あ、あ、あ!あぁーーーーーーー!!!!!!」

あ!やば!叫んじゃった!


じゃなくって!





もしかして。


「荒木、くん?」





「ち、ち、違う!荒木亮平なんて名前見たことも聞いたこともねえよ!」


「あ、荒木くんのフルネーム。」

「…あ。」

「ねぇ、荒木くんなんでしょ!?」

「折原さん、今少し時間ある?」

「うん!」



やった!
荒木くんと喋れる!



「じゃあさ、すぐ近くの公園行こうか。それ買っちゃって。」

「はーい!」




うっれしーいなぁー♪

さっさと済ませ、公園に行った。