先生、私じゃダメですか?

〈渋谷side〉


何となく彼女を
ほっとけなかった。


知り合いでもない、
どこかで会ったこともない初対面の人。




けど、
雨にうたれていた彼女を見つけたとき
勝手に身体が動いた。





俺の頭の中で

''ほっとくな、彼女を見捨てるな”


そう誰かが叫んでいる感じがしたんだ。