君へのキモチ

この大騒ぎを一抜けしたのは優菜ちゃんだった。


「もー無理。夕食食べよーよ」


優菜ちゃんは床に座り込んで言った。でも、さすが優菜ちゃん、息が切れてない。


「そっ……だねっ。はぁっ、疲れたぁ~」


「うんっ……今、6時前だしっ………ちょうどいいかも…」


私と美玲ちゃんは胸に手をあてて呼吸を整えながら言った。


「あー、でも出かけんの面倒だな」


優菜ちゃんはうーんと考え込んで、いきなりパッと顔を上げた。


「よしっ、ピザ頼もう!」


美玲ちゃんはパチパチと拍手した。


ピザが好きな私ももちろん賛成で、笑顔でうなずいた。


「じゃ、適当に頼むね」


優菜ちゃんはポケットからスマホを出すと、ピザ屋さんに電話で注文した。


「………お願いしまーす。よし、注文完了」


優菜ちゃんは笑顔で振り返った。


私達はピザを待っている間、トランプをして遊んだ。


『7ならべ』と『ババ抜き』をやったんだけど……