お姫様と王子様

「・・・え?」



ゆでダコになった優樹を見つめる



・・・私に彼女がいるかって聞かれたのが嫌だった・・・?



「なん」



“なんで?”と言い終わらないうちに



背中からシャッという音が聞こえた



「なーに病人で青春やっちゃってんの?
もう元気ならベット空けてくれる~?
丁度3時間目終わったとこだしさー」



振り返るとさっきとは全然違う



真っ黒な笑顔を浮かべている先生が立っていた