「すごい!あの目ざとくて、しつこくて、変態で、クズの雄輔くんに勝った!」



「あれ乗り越えたらもう何でも出来る気がするよ」



「私達は無敵カップルだあー!」



ピョンピョン跳ね、その勢いで優樹の腕に抱きつく



しばらく心を沈め、静かに言った



「・・・待ってたよ」



「うん、お待たせ」



ポンッと頭の上に手を置いてくれた優樹に安心して抱きしめる力を強くする



「これからはずっと一緒にいようね」



その約束を刻むように



優樹は私のオデコにキスをした