お姫様と王子様

引き続き優樹の返事を待っていると



「アイツ、ゆめと俺が嫌がることするのが好きなんだ」



耳元で泣きそうな声で言った



アイツとは、この場にいない雄輔くんのことだろう



「優樹も嫌がらせされてたの?」



「いや、直接されたわけじゃないけど・・・。たぶん、ゆめに嫌がらせしてる時、俺の反応も楽しんでた」



「性格悪っ!」



「うん」



頷きながら笑う優樹