お姫様と王子様

「雄輔ー?先に行ってるぞー」



遠くから聞こえてきた男子の声



この前見たヤンキー集団だろう



ギャハハと騒ぐ音が遠ざかっていく



「この山、何?」



見下ろすように見る目



形だけ口角を上げている口



「もしかして、お2人さんこの山の中で手ぇ繋いじゃたりしてんの?」



アハッと笑いながら立ち上がり



「やらしいね?」



突然私達が作った山を踏みつけ始めた