お姫様と王子様

*



「お母さん」



家に着くなり私はすぐ母の背後を取った



「うわあっ、ビックリしたあ。音も無く帰って来ないでよ」



絵本のことを聞こうとバックから取り出そうとするが



手元には何もぶら下がっていなかった



「ええ!?バックごと優樹ん家に忘れた!!!」



ボーッとしていた頭が一気に晴れた