お姫様と王子様

優樹が触れていた所の体温が膨張して熱くなる



優樹と私だけ・・・



ドッと心臓が激しく脈を打った



静かな空間で見つめ合う



しかし優樹の方から目を逸らして



ごめん、と掠れた声で呟いた



「ここまで来て、思い出してくれないのは本当、きつい、から・・・早く思い出してほしい」



もう一度目が合ったと思ったら、すぐに外れ



自嘲的に笑った