お姫様と王子様

さっきお茶を持ってきてくれた時とそんなに変わんないんだろうけど



優樹が戻ってくるのが倍に感じた



右手には絵本らしき物をちゃんと持っていた



「ちょっと待って!ちょっと待って!」



私もバックからこっそり絵本を取り出す



「せーので出そう」



「わかった」



さっと後ろに絵本を隠してくれる優樹の優しさ



深呼吸をして腹を括った



「せーのっ!!!」