マンションから出て



「私こっちー」



みやこは私達が行く反対方向を指差した



「私達はこっちなんだよねー」



確認のため優樹を伺うと頷いていたから私も頷き返した



「そっか。じゃあここでバイバイだね」



「達者でな」



「うんっ」



そして私達とみやこは反対方向にそれぞれ歩き出した