お姫様と王子様

もう下がれないのに雄輔くんはどんどん近づいてくる



つり上がってる大きな鋭い目で真っ直ぐ見てくるから



怖くなって目を逸らした



「この前一緒にいた男
あれって所沢優樹?」



「・・・ん?」



逸らしていた目をしっかり合わせた



「なんで知ってんの?」



ほとんど真上から見下ろしてくる雄輔くん



さっきまでの恐怖心はすっかりなくなっていた