お姫様と王子様

呂久雄輔だ



周りにたくさんヤンキーを引き連れている



この間とは違って女の人も混じっている



腕を組んで何かの柱に体重をかけてこっちを見ている



あの柱、後ろに倒れればいいのに



「・・・本当に友達なの?
顔真っ青だけど大丈夫?」



この人優しい



「あの、知らないって言ってもらっていいですか」



「・・・うん、わかった」



その人は立ち上がって



雄輔くんのとこに戻って行った