お姫様と王子様

泣かない!



私は変わったんだ



もうコイツに泣いてるとこなんて見せない!!



「離してよ!!」



バッと手を振り払い、距離をとった



「あーあーあー。なんだ、泣くと思ったのに」



ケラケラ笑い



一気に目元を冷たくした



私がとった距離を難なく1歩で詰めて



耳元でこう囁いた



「また昔みたいにいっぱい泣き顔見せてよ、ゆーめっ」



鳥肌が立った