「あ、私の彼氏について?」



拍子抜けしたように肩が下がった



「うん!ちょっと私、今まで勘違いしてたみたいでさ~」



デヘヘと頭を掻く



「あーうん。やっぱりそうだったんだね」



チラッと塩崎を見て



みやこは続けた



「えっとねー、私の彼氏はー」



少し照れ笑いをして



「同じ中学だった先輩ですっ」



キャーッと顔を隠した