お姫様と王子様

「思い出せない」



塩崎に視線を定めて言った



「だろーなー。なんかボーッてしてなかった?」



「たぶんその時脳内分析してたわ」



「なるほど、それでいろいろ間違った分析しちゃったわけね」



「そうかも」



優樹を恐る恐る見ると



もう怖い顔はしていなかった