ガラッ──────── ドアを開けると窓側の一番後ろの席にひかりが座っているのを見つけた。 俺が入ってきたことに驚いている。 俺は、ニヤケ顔になるのを抑え斗真先生の隣に立った。 「自己紹介」 「斗真 葵。よろしく」 俺がニコッとしながら自己紹介をした途端 「キャーーーーー!!!!」 その場にいるひかり以外の女子が叫びだした。 ぅるさ...っ 案の定、ひかりも大きい目を更に大きくしている。