「と、と、ととと///」


顔の温度が一気に急上昇する。

は、恥ずかしい///


「″と″が、どうしたの?」



あぁ!!!掘り起こさないで!

生徒会長さんの言葉で私の顔は爆発寸前だ。




「ほら!早く!言わないと...」


と、言って顔を近づけてくる生徒会長さん。



一瞬、なにをするかはわからなかったが、私の頭をフル回転させた結果。




「え、え?!」


キ、キスされる感じ...?



い、言えばいいんだよね?!



「と、透先輩...っ!」



私は唇と唇がくっつく直前に言ったため、私のファーストキス…いや、セカンドキスは逃れられた。



「ちぇっ、もうすぐだったのに~」


と、透先輩はつまんなさそうに呟いた。




「ほ、ほら!言ったんですからお仕事に行ってください!」




私は真っ赤な顔で、透先輩を押す。



「ひかりちゃんも一緒にいこ~!」

と、透先輩は押していた手を掴み、私を校舎内へ引きずり込もうとする。




ヘルプ!!!誰かぁ~!