と言って私は背の高いあおくんの髪を少し背伸びをして触る。 私に出来る限り視線を合わせてくれていたので、あおくんの髪の毛には背伸びをすると、軽々と届いた。 「ふふ、あおくんの髪の毛さらさら~」 あおくんの髪は光が当たるとキラキラ光っているように見える。 そして何よりさらさら。 二重のあおくんはほんのちょっとだけ 「女の子みたい」 「は?」 あおくんのかっこいい顔が一瞬にして怒りを露わにする。 や、やっちゃった?