卒業式を無事に終え、あたし達卒業生は、一足先に教室に帰って来た。



教卓の前に立った担任は、号泣したのか、目が真っ赤だ。



「んなぁ、改めて卒業かりゆし!

これから、んなぁは1人1人がそれぞれぬ道を歩いて行く事になるさ。
1人1人がそれぞれ違う喜びや、苦しさを味わう事になると思うが。

高校卒業は、1つぬゴールでもあるし、1つぬスタートでもあるが。

どんな道であっても、わんは、ここにおるんなぁぬ未来が明るいと見たさ!
んなぁ、これからもちばりよー」



担任は、真っ赤な目をウルウルさせながらそう言い、最後にこう言った。



「こうして集い合えた、奇跡と軌跡ぬ賜物ぬ3年A組だが。
最後に…んなぁ、拍てぃーっ!」