在校生の歌を聴いていたあたりから、泣いている人がぽつりぽつりと出始めていたんだけど、この歌を歌っている最中で、泣き始める人も沢山いた。



あたしも、この歌の最後の歌詞がジーンと胸に響いて、少し泣いてしまった。



君… 七海と見た、夏の日の思い出は…



いつまでも、いつまでも



輝いてる…。



あたしが七海と見た、一夏の思い出…。



それは、幻だったって



輝かしい物だって



そういう事にしておこう…。



この時、あたしは



1つの決心をしていた。



その瞬間、在校生や先生、来賓から割るような大きな拍手が巻き起こった…。




…もう1曲が歌い終わり、閉式の言葉をして退場した頃には、卒業生は男女問わず、殆どが泣いていた。