話を詳しく聞くと、ユキさんは合否発表を見に行こうと家を出掛けた。



それで、フェリーに乗り、高校に合否発表を見に行く途中ぬ横断歩道で、信号無視した大型トラックに、轢かれてしまった。



ユキさんは損傷と出血が激しくて、即死だったそうだ。



「ユキさんは、今どこにいるぬ?」



幼い俺は、ユキさんの所に行きたくて、仕方がなかったぬだ。



「ユキちゃんは、今海ぬ向こうさ」



「海ぬ、向こう?」



「そうさ。
七海、海ぬ向こうにはな、ティン国があるぬさ」



「えっ、そうなぬ?」



「うー。
ユキちゃんは、きっとそこにいるさ」



スーが言った事。



俺は、ユキさんに会いたい気持ちで頭がいっぺーだった。