陸くんは素っ気なく返すと、すぐにバッと前を向いてしまった。



もう。 素直じゃないんだから。



実は、こんな事が、2年生の時にも何度もあった。



…陸くんって、意外とツンデレなんだよね。



あたしは、陸くんと過ごして来て、とてもとても、充実してると思った。



陸くんと過ごす、当たり前の毎日が、まるで台風のようにあっという間に過ぎ去って行った。



でも…… 来年の今は、こうして話す事も、同じ学校に通う事も、もう出来ていないかもしれない。



陸くんの進路とかはまだ聞いてないけど、きっと決めてるよね。



もしかしたら、高校を卒業したら、沖縄から出て行ってしまうかもしれない。