傘を指しても意味がないぐらいの激しい雨 すれ違う人の数はこんな雨のせいか 数えるぐらいしかいなかった 今日学校で合った出来事を思い出しながら ゆっくりと歩く 『??』 いつもの帰り道 公園の中に大きな桜の木がある横のベンチで 傘をささずに三角座りで座っている女の子がいた 傘ないのかな……。 そう思ってゆっくりと女の子に近付く 横から見た彼女の顔はひどく悲しそうだった