えっ……?

しかし、すぐに何も無かったかのように
普通に戻った。

気のせいだろうか?

不思議に思いながらも
ペン太君と写真を撮る順番になってしまった。

私達は、近づいて行くと睦月君は、
ジッとペン太君を見る。

「…………。」

何かをする訳でもなくただ無表情で見つめる。

む、睦月君!?

ペン太君は、困ったのか手を振ったり
跳ねたりしてみせた。

しかし睦月君は、1つも表情を変えずにただ黙って
見つめており……まるでにらめっこ状態だ。

すると少しずつ詰め寄って行く睦月君。
ペン太君は、少しずつ後退りして行った。

えぇっ!?

「そんなに近寄って行ったら……」

慌てて止めようとしたら

ドサッとペン太君が尻餅をついてしまった。

あっ!?
すると逃げるように行ってしまった。

「ちょっと、ペン太君!?」

スタッフの人が慌てて
追いかけて行ってしまった。

に、逃げちゃった……!?

唖然と見つめる私達。