悪役系女子と王道な奴等



「じゃあ俺そろそろ行くわ」

「あ、そう?」

「百合はどうする?」

「保健室いこうかな」

「じゃあ途中まで送る」


立ち上がり、私の腰に手を回し寄り添うように歩く。

最初は手をつないだり、腰をひかれたりするのにぜんぜんなれてなくて戸惑ったけど今じゃ平均だ。



人に見られても何も感じない。



「太陽でてるしね。熱中症には注意しなよ」

「私たちはテントなんてないからね」


「百合はこっちでもいいのに」

「...勘弁してよ」