悪役系女子と王道な奴等




それでも頭を撫で続ける大きな手に安心した。



これでもう、大丈夫だ。


「ごめんね、ちょっと待っててね」




私の頭から手を離し、そのまま周りで唖然としている男たちを足蹴で正確に急所をつき倒していく。