明日の朝、早く来てみよう。 また、下駄箱に手紙を入れる人がいるかもしれないから。 次の日ー。 人もあまり来ていない、朝7時半の学校。 ちょうど那優の下駄箱のところに立つ一人の女の子がいた。 「君、何してるの?てか、そこ君の下駄箱じゃないよね?」 その子の手には手紙みたいなものがあった。 隠そうとするそれをすぐさま手から抜き取った。 手紙の内容を読み上げる。