ーーーーーー。 自室へ戻って勉強しているとドアをノックする音が聞こえた。 「はい」 返事をするとドアが開いた。 そこに立っていたのは渚先輩だった。 「お風呂ありがとね。はい、これあげる」 先輩はカシスオレンジのジュースをくれた。 「ありがとうございます!!」 「勉強してるのか。わかんないとことかある?教えてあげるよ」 「教えてくれるんですかっ!」 先輩は学年でトップの成績を誇るほど頭がいいのだ。