「凛子!早く起きなさいよ!」
「ん……ごめん、ちょっと体調悪いから今日は休ませて」
身体が、だるい。
何より今日学校に行って山河くんに会いたくない。
同じクラスってだけじゃなくて、隣の席なのに。
「何言ってんの!熱なんか無いでしょ。そんな仮病を使ってもだませないわよ?ほら、早く用意しなさい」
布団を強引に取られ、電気をつけられた。
眩しい……
行きたくないのに。
私は眠い目をこすりながら仕方なく起きた。
仮病なんて使えると思ってなかったけど。
けど……本当に体調は悪いのに。
会ったら山河くん、どんな顔するだろう。

