窓際の山河くんの隣は。


「凛子!早く起きなさいよ!」

「ん……ごめん、ちょっと体調悪いから今日は休ませて」


身体が、だるい。
何より今日学校に行って山河くんに会いたくない。

同じクラスってだけじゃなくて、隣の席なのに。


「何言ってんの!熱なんか無いでしょ。そんな仮病を使ってもだませないわよ?ほら、早く用意しなさい」


布団を強引に取られ、電気をつけられた。

眩しい……
行きたくないのに。


私は眠い目をこすりながら仕方なく起きた。


仮病なんて使えると思ってなかったけど。

けど……本当に体調は悪いのに。


会ったら山河くん、どんな顔するだろう。