ピュアな彼氏を溺愛中!

ふわっとあたしの頭の上に

柔らかい感触が。

河野くんが自分のタオルをあたしの

頭の上に乗せてくれたのだ。

「ほら、風邪ひいちまうから早く
乾かせよ。」

「う、うん。 ありがと。」

頭の上のタオルからは河野くんの

匂いがする。

なんか緊張しちゃうよーー

あたしが固まっていると、

「何なんだよ、もう。」

河野くんがあたしの髪を乾かし

始めた。