梶くん大好き♡

実「じゃあ、今知ってください!」

梶「いや…知った所であんたのこと…好きにならないと思う」

実「ガーン…」

まさか…そんなすぐにフラれるとは…

でも大丈夫だよね?!

実「私のこと好きにさせますから!!!!!」

久「実紅…そろそろ言うわ。
あと5分でチャイムなる」

実「えぇぇぇえええ!?!?
早く言ってよ!!!久美ちゃん!!
では、またね!梶くんも急ぐんだよ?!」

バタバタバタバタッ

キーンコーンカーンコー「ガラッ」

実「ふぅ…セーフ!!!!」

先「セーフじゃないぞ。槙野と澤野ニコッ」

わあ…先生朝からいいスマイルで…ニコッ

先「遅刻じゃアホ!!廊下にたっとれ!!」

実「えぇぇぇえええ!?!?今どき
廊下とか先生古すぎるよ!?」

クラスがクスクスと笑い出した。

先「そんなんいいから!!さっさと立つ!」

実「ひィィ!はい…」
この先生悪い人ではないんだけどな…

いちいち古い気がする…

先「あ、澤野は座れ」

久「はーい」

実「ええ!?!なんで久美ちゃんはいいの!?」

先「澤野は初めての遅刻だからな。
どうせ、槙野のせいだろ?」

ちょっ…ひどいよ!?!?

久「そんなところです」
久美ちゃん、否定しろおおおおお!!

先「そんなわけで、HR終わるまで立ってろ!」

久「実紅、日頃の行いってやつよ♡」

実「クッ…久美ちゃんの裏切り者…」