「夏には、いつでも笑ってて欲しい。泣いて欲しくない。」

ポツリと話し出した美樹は話を続ける

「でも、夏が一ノ瀬くんのことで後悔するのはもっとして欲しくない。夏の想いちゃんと一ノ瀬くんに伝えて欲しい。」


「美樹・・・」


「私、夏の恋誰よりも1番に応援する。だから、これから辛いこと、あったらちゃんと頼って。」

「うん。美樹ありがとう。」



ほんとにありがとう。私、何回忘れられたって蓮にこの想い必ず伝えるから──