あのとき陸斗さんと約束した通り、陸斗さんが個展を開くたびに足を運んだ。
陸斗さんはあたしのことを忘れずにいつも笑顔で「ありがとう」って言ってくれた。
陸斗さんみたいになりたい。
それがあたしにできた初めてできた大きな夢。
でも色々あって絵を描く事をやめてしまってからは行くことができなくなっていた。
あたし、1人で行く勇気はまだ持てない。
それをわかっていたから誰かと行けるようにと2枚くれたんだと思う。
忙しい優也の事は誘えないし、みなちゃんは夏休みはいつも春さんのところに行く。
ママも海外にいるパパのところへ行ってしまう。
どうしようかな。
あの子のことは絶対に誘えないしなぁ。
こんな時、あの子がいてくれたら。
なんて思いながらポケットに入っている生徒手帳を握る。
陸斗さんはあたしの事を覚えているだろうか。
あたしの事を見たらなんて言うだろうか。
例え、陸斗さんがあたしの事を覚えていなかったとしても陸斗さんに会ったら何かが変わる気がする。
「美月?なんかあった?」
「あ、なっちゃん!なんでもないよ!」
「そう?なんか難しい顔してたから」
なっちゃんとならいける気がする。
「ねぇなっちゃん。8月25日って予定空いてる?」
陸斗さんはあたしのことを忘れずにいつも笑顔で「ありがとう」って言ってくれた。
陸斗さんみたいになりたい。
それがあたしにできた初めてできた大きな夢。
でも色々あって絵を描く事をやめてしまってからは行くことができなくなっていた。
あたし、1人で行く勇気はまだ持てない。
それをわかっていたから誰かと行けるようにと2枚くれたんだと思う。
忙しい優也の事は誘えないし、みなちゃんは夏休みはいつも春さんのところに行く。
ママも海外にいるパパのところへ行ってしまう。
どうしようかな。
あの子のことは絶対に誘えないしなぁ。
こんな時、あの子がいてくれたら。
なんて思いながらポケットに入っている生徒手帳を握る。
陸斗さんはあたしの事を覚えているだろうか。
あたしの事を見たらなんて言うだろうか。
例え、陸斗さんがあたしの事を覚えていなかったとしても陸斗さんに会ったら何かが変わる気がする。
「美月?なんかあった?」
「あ、なっちゃん!なんでもないよ!」
「そう?なんか難しい顔してたから」
なっちゃんとならいける気がする。
「ねぇなっちゃん。8月25日って予定空いてる?」

