暑い…

坂道を登っていると先にはゆらゆらと揺れる陽炎がみえる

「暑いな~」

私の名前は田島 美夜

幼馴染みと同じ高校に進学してもう三ヶ月がたった

もう、この通学路を歩くのも慣れてきた

私が通っている高校はバスケ部が強く有名だ
そして、私はそのバスケ部のマネージャーになった

「暑い…
暑い暑い暑い暑い暑い~!!!!!」

私はあまりの暑さにそう連呼していたら

「うるせーよ、チビ」

後ろから聞きなれた声がした

「誰がチビって??翔」

「お前の事だよちび」

自転車に乗りながらさっきからちびって言ってくるこいつは
私の幼馴染みの嵯峨 翔だ

まぁ、私の事をちびって言うだけあって
身長は175㎝位だったきがする

髪は少しあそばせておりピアスを右に2個左に1個つけている

とりあえず私の幼馴染みはヤンキーとよばれるものだ