「このままならな。」

「それじゃあ、これからどうすればいいんですか…?」

「さっき挙げた君の特徴は、典型的な弱いヤツだ。こういうヤツはライブをなかなかしない。やはり、自分を見せられないんだ。このことを踏まえて、君はどうする?」

「私は…もっと強くなりたい。誰にも負けないぐらい輝いてみせる。大切な人を守れるぐらい。」

「さすがだ。そう言うと思ったよ。あの話、どうする?」

「受けます。スキャンダルなんて気にさせない。というか、スキャンダルでさえも、私を輝かせるための飾りにする。これが私の答えです。」

絶対に好きになってもらう。私を見てくれるすべての人に。