恋ウタ ~永遠のメロディー~

開いた扉から見えたのは、

「Kanataさん…嘘、本物だ。」

「遅いじゃないか。それで曲はできたのか?」

「一応。でも、今思いついたばっかで。ここで、歌ってもいいですか?」

「…分かった。ちょうどこっちも煮え詰まっていたところなんだ。お願いする。」

「それでは、聞いてください。『恋の花びら』」





Kanataさんの歌は、女の子の切ない恋心を花に例えた心に響く曲だった。