「朱音、昨日のメールホント!!?」

「小春どうしよう。凄い事になっちゃったよー。」

昨日、家に帰ると真っ先に両親にあのことを伝えた。昔から、私が歌が好きだと知っていた両親は反対もせず、『朱音のしたいようにしなさい。』と言ってくれた。こうして、私のデビューは決まった。

「公園でスカウトとか、マンガみたいなこと、本当にあるのね。」

「小春、私頑張ってみようと思う!!」

「応援する。だって、朱音、すっごくキラキラしてる。」