女神の森

わたし達は10日間、馬で走り続けて。
やっと女神の森にたどり着いた。

「やっと。着いたね。」

「そうだな。長かった。」

そして、わたし達の前に女性が現れた。
あの時の女性だった。

「よく来てくれました。待っていました。
わたしはアテネ。女神アテネです。」

「あなたがアテネ様。アテネ様、世界が崩壊した理由を教えてください。」

「いいでしょう。ただの神々の喧嘩です。」

「喧嘩ぁ?喧嘩でわたし達の世界を崩壊されたのぉ。」

「はい。ですがわたしが元に戻しましょう。あなたの力を貸してください。
」とわたしの手をとる。

「貸すって何を?」

「あなたの創造する力です。」

「どうすればいいの?」

「元の世界をイメージしてください。」

わたしは元の崩壊する前の世界をイメージする。
女神様とわたしの姿が光り始めた。

光りが消えた。

「これで。元に戻ったでしょう。確認しますか?」と鏡を取り出す。

「はい。」
とわたしとゆうやは鏡を見た。

すると元の世界が映り、
家族がいた。

「それでは家に戻しましょう。瞬間移動させます。もう会うことはないでしょう。会うことがないことを祈ります。」

わたし達の体が光る。