「まぁいいや。帰るぞ、立てるか?」 そういって私に手を出してくる聖夜。 「うん……ありがと」 「制服乾いたから鞄の中しまっといたから」 「あっこれは?」 「明日くれればいい。ほら、おいてくぞ」 「待って!!」 着ているのは聖夜のジャージ。もちろん、だぼだぼで私は裾で足を滑らした。反射的に目を瞑る。 でもいつまでたっても痛みがこなくて、恐る恐る目を開けてみると、