幼なじみの大嫌いなあいつ


「やっぱでけーか。我慢してな?」

「…うん」

やばい。さっきよりボーッとしてきた。

「杏羽?…大丈夫?」

気づいたら聖夜の手がおでこにあった。

「お前 熱あんぞ。さっきので冷えたか… とりあえずあたたかくして寝ろ」

「うぅ…元気だもん。教室戻るー」

教室に戻ろうと立ち上がったが目の前が歪んで思うように歩けない。