フルーツオレ大好きでどこか安心する雰囲気の晴。
退屈なことが嫌いだけど実はしっかりしてる達己。
強引だけどいつも優しい湊君。
厳しいことでもちゃんと伝えてくれる皐月。
そんなみんなといる空間がいつの間にか温かくて優しいものになっていた。
「お前はほんっと泣き虫だな」
少し呆れたような声の達己。
「ごめ…」
慌てて涙を拭おうとしたら、手を掴まれる。
そして。
「別に怒ってねえよ。嬉しい時は泣けばいい」
な?と頭を撫でながら優しく笑った達己に、涙がまた溢れた。
「あ、達己がもっと泣かせたー」
「は?なんでだよ!?おい、やっぱさっきのなし!早く泣き止め!」
ニコニコと笑う湊君に慌ててテーブルに置いてあったティッシュの箱を差し出す達己。
「ふふっ」
それが面白くて思わず笑ってしまって、涙も止まった。
「紫苑」
晴から声をかけられる。
「もう一回、言って」
「え?」
「俺達と一緒にいたい?」
そういえば、私は皐月にしか面と向かって言ってなかった……。
みんなの視線が私に向けられる。
大丈夫、これからはもう逃げないから。
だから、この温かい居場所に
温かいみんなと
「うん、一緒にいたい……」
ずっと一緒に。
もう、迷いなくそう言えるよ。


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