激しく痛む胸に、びっくりして目を覚ました。 白髪の老婆が胸の上に座っていた・・・。 目がくぼんで黒く、口を開けてパクパクと呻き声を上げる。 声も出せない。 ・・・。 なんと言っているのか・・・。 ―コノブタヤロウ― 確かにそう言っていた。 「頭、おかしいだろう!クソババア!!」 声を精一杯振り絞り言い放った。 ―人殺しが・・・。― ハッキリと老婆は言った。 何故だ?俺は人など殺しちゃいない!! 汚いホームレスをゴミ箱に棄てただけだ。