え……


えぇっ!?



抱きつい…た……??



言われてみて初めて今朝のことを思い出す。


そういえば琉衣くん、寝ぼけてそんなことしてたかも。



なんだ…そんなこと…。


私すっかり忘れてた。



「…あぁ、そっか…。

大丈夫。私気にしてないよ、全然!」



というか、琉衣くんがそんなこと気にしてたことにビックリだ。



「……っ、ならいいけど。

まぁとにかく…」


「…ん?」



琉衣くんはそっぽ向きながら小声でボソッとつぶやく。



「わ、悪かったな…。

一応……///」



え……