突然誰かに布団を剥がされて、慌てて目を開けた。
な、なに…!?
どうしたの??
って……
「きゃぁぁっ!!?」
思わず叫び声をあげてしまった。
だってだって、
目を開けたとたん視界に入ったその人物は……
「うるせぇ!大声出すんじゃねぇ!!
いつまで寝てんだよこの居候がっ!」
しかめっ面で私を睨みつける琉衣くん。
しかもしかも、なぜか私の足の上にまたがるように座っていて…
これじゃ身動きが取れない…。
っていうか、なんで琉衣くんが私の部屋に…!!
「ごっ、ごめんなさい…!!
あの……今何時…?」
「5時半だよ!!
朝は5時起きが当たり前だろ!
お前なめてんの?」
えぇ〜っ…!?