【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜


そう答えて立ち上がる。


下を向いたまま。



「だからもう、そろそろ行かなくちゃ。

時間だから。

ごめんね、じゃあ…」



そう言って琉衣くんの前を通り過ぎようとする。


すると…



ーーがしっ、



腕を思いきり掴まれた。



「待てよ」



ドクン…。



「聞いてねーし。

いつからお前アイツとそういう関係になったんだよ?

まさか付き合ってんのか?」


「えっ!?」



な…なんでそうなるの…、



「つ、付き合ってないよ…!

ただ一緒に勉強しようって誘われて…」


「へー、誘われたらホイホイついてくわけだ。

お前断れないもんな」


「…っ、」



なんでそんなこと言うんだろう。


まるで嫌味みたいに。


何が気にくわないんだろう。



「そ…そんなことない…よ」


「じゃあ断れよ」



はいっ…!?