「お、お待たせしました…。
こちらホットコーヒー2つになります」
トレーに乗せたコーヒーを、琉衣くんが座る席まで運ぶ。
たったそれだけのことなのに、すごくドキドキした。
琉衣くんの連れの友達は、いつの間にか向こうで知り合いらしき女の子二人と喋っている。
だからその時席には琉衣くんしかいなかった。
私がカップを机に置くとこちらをじっと見上げる彼。
その顔はやっぱり不機嫌そうで…
「お前…その格好自分で選んだの?」
ドキッ。
「ち、違うよ!たまたま…」
「スカート短すぎんだろ。
マジふざけんな」
「えぇっ!?//」
う、ウソ…!そんなに短い?
どうしよ…。
ていうかなんでそんな怒って…
「はぁ…」
しかしながら琉衣くんはいきなりため息をついたかと思うと、意外なことを聞いてきた。
「…つーか、何時までシフト?」
「えっ?えーと…もうすぐ。
11時までだよ」
「じゃあ終わったら1組来い」



